こんにちは(╹◡╹)

ここのところ、ずいぶん過ごしやすくなってきましたね(^^)

ただ、お天気が不安定みたいなので、名古屋もこれから大雨になるかもしれないので、お気をつけ下さいね☆

☆☆チョット健康豆知識☆☆

よく噛むと何がいいの⁇

体調不良や病気により食欲不振ということもありますが、通常は食べることは楽しみであり生きがいでもあります。何よりもむしろ本能です。したがってヒトは夢中になって食べてしまうのが自然の姿といえましょう。しかし、健康管理を考えた場合、日常の食べ方にルールがあるべきです。

健診の場では肥満症の方の多くは早食いです。よく噛まないで食物を飲み込んでしまうわけです。一気に胃に入った食物は、余分であっても胃腸はよく消化し吸収します。かくして必要以上のエネルギーは脂肪に変換され、蓄積されることになり肥満が形成されます。余分な脂肪はいろいろ悪さをします。

よく噛み、ゆっくり食べれば、食べたものが順繰りに吸収され、まもなく血糖が上がります。そうすると、食欲中枢にブレーキがかかり、満腹感が出てきます。早食いの人はそのブレーキがかかる前に食物を胃の中に入れてしまうことになり、脂肪となって貯金されてしまいます。

したがってよく噛んで食べることが重要になります。よく噛むことの効用はたくさんあることが知られています。

唾液の中には粘膜を覆って保護するムチン(ネバネバした粘液の主成分)や消化酵素であるアミラーゼ、炎症をおさえるリゾチーム、制菌作用のあるラクトフェリン、免疫作用に関係するIgA抗体(外敵、抗原に結び付く)といったものが含まれます。

ゆっくりよく噛んでいるうちに唾液ホルモンの一つである上皮成長因子(EGF)という体に良いホルモンが増えます。このホルモンには皮膚を若々しくする作用があり、それ以外にも血管・粘膜・臓器などあらゆる細胞の増殖に関係することが知られています。

また、口から入る食べ物はすべて異物であり、いわば有害物質です。この”危険”な食べ物をいつでも自分の味方にする方法が、よく噛むことだといわれます。噛むことが、消化・吸収をしてくれる「胃腸の働き」を守ることになります。しっかり噛むことにより、タンパク質に抗原性(アレルギーなどの原因になること)を無くすための「消化」が行われるといわれます。

噛むことで、脳内の知能に関係する「海馬(大脳の一部で記憶や空間を認識する空間学習能力にかかわる)」、統合的な働きをする「前頭前野」、あるいは情報を統合させる「連合野」といったところが活性化されるといわれます。つまり、噛むことが認知症予防になることが期待されているそうです(^_−)−☆

 

さてさて、9月のマスキングテープアートは、十五夜にちなんで鈴木春信の浮世絵「月のウサギ」を模写しました(о´∀`о)

今年の十五夜は10月1日だそうですが、お天気に恵まれお月見が出来ますように☆