こんにちは(^_^)

名古屋は晴れてとても暖かく気持ちの良い一日でしたね☆

☆☆チョット健康豆知識☆☆

記憶力増強には睡眠が1番

努力もせずに、楽しみながら記憶力を強くするという方法があるのでしょうか?

実はそんな方法があるのです。それは眠ることです。睡眠が記憶力を高める効果をもたらします。

睡眠中に記憶の中枢である海馬が記憶機能を発揮し、昼間の出来事を整理しているだけでなく、睡眠はそのレミニセンス効果によって記憶力を増強するのではないかといわれています。レミニセンス効果とは、記憶を想起するには、記憶をしてから一定期間が経ってからの方が思い出しやすいというものです。レミニセンスとは思い出すという意味です。

睡眠中に海馬では昼間に遭遇した出来事を整理した後に、短期記憶と長期記憶への選り分けをし、同時に長期記憶として保持するための固定化をしています。

記憶が形成されるメカニズムとしては、高次の機能を持つ新皮質連合野が興味のある感覚情報を海馬傍回嗅内野皮質に送り、海馬体の歯状回で一時的保持、貯蔵、長期記憶にするものと、消滅させる記憶を選別し、整理するということが考えられています。

短期記憶は数時間で消滅し、海馬で長期記憶されると分類された情報は、再度新皮質連合野にもどされます。その記憶のために大脳皮質の神経回路が形成、強化され、思い出や学習記録として長期に記憶されることになります。長期記憶の形成には遺伝子の転写が行われ、その主な転写因子にはタンパクのCREBが関与しています。このような作業は、睡眠中に海馬が行っているのです。ですから、例えば寝る前に一生懸命勉強をすると、寝ている間に様々な記憶が整理されるため、学習内容が思い出しやすくなるのです。

2004年、ドイツのリューベック大学のヴァクネル博士が、睡眠が記憶を増強させることを示唆する実験結果を得ました。その実験とは、ある法則の隠された数字の列を被験者を見せ、次の空欄に入る数字を当てさせるというものです。

被験者を3つのグループに分けました。しっかりと睡眠をとってもらうグループと、哲也をさせるグループに分け、前日にこの問題を見せて、翌日の朝に解答をしてもらいました。また別のグループには朝に問題を見せて、日中は睡眠を取らないで、夕方な解答してもらいました。その結果、しっかりと睡眠を取ってもらったグループでは3倍近くの正答率で数字の法則がひらめいたというのです。このことから、ヴァクネル博士は「睡眠が記憶の再構築を行うことによって、知識の抽出やインスピレーションを想起させたのでないか」と結論づけました。また、レミニセンス効果も関与していくのだろうといいます。

記憶力の増強には、海馬を活性化するためにも、睡眠をしっかりととることが重要なのです。「寝る子は育つ」といいますが、「寝る子は記憶力も高める」といえそうです(^_−)−☆

 

さてさて、3月は桃の花をテーマに、壁のマスキングテープアートを貼り替えました( ^ω^ )

ゴッホの油絵「花咲く桃の木」を再現してみました(*≧∀≦*)

ピンクのお花が青空に映え、綺麗な情景が素敵な絵画です☆